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「データからのビデオ分析をするのがすごくスムーズ。これだけでもVolleyStationを使う価値がある!!」

2021-2022シーズンはチームとして初の外国籍の選手も迎え入れ、開幕から連勝を飾った群馬銀行グリーンウイングス。

今シーズンからVolleyStation Proをチームに導入して頂いたので、その感想を群馬銀行グリーンウイングスのアナリスト、伊藤南さんにお伺いしました。

映像でのフィードバックのスムーズさ、それこそがVolleyStation Proを使う価値

今シーズンとても重宝した使い方があるんです。それが「スプレッドシート⇨ビデオを表示」の機能です。

例えば、トータルスタッツを見て、“なんでこの数字低いの?”となった時に

・いつの試合でその数字が低くなったのか

・過去の試合を含め、その数字が低い場合にどんなミスが起こっていたのか

このような疑問点を、即座にビデオ分析に繋げて確認することが出来ます。

この選手はどういった動きの時に数字が落ちているのか?

実際に映像を見てみよう。

〇〇の傾向の時に数字が落ちてる!

といった流れで、数字で傾向を見て、そこのビデオ分析までスムーズに繋げられるのはすごくありがたい。

今までは、数式を入れることで該当プレーを見られるソフトを使用していたので、データを見る⇨気になったところを検索する、といった流れの中でタイムロスが生じていました。

しかし、バレーステーションでは気になったところの映像をすぐに見ることが可能になりました。映像でのフィードバックが円滑に出来るからこそ、数字をより細かく出して分析することも可能になったんです。

おかげさまで、練習後のフィードバックもとても簡単になりましたよ。

練習後、スタッフ陣にデータを配った時に、“ここの数字、こんなに低いんだ‥なんで?”といった疑問が出た際に、スタッツ上の数字を押せば、その場ですぐにプレイを確認出来る。

現場での活躍度を考慮すれば、これだけでもバレーステーションを使う価値がある!って思いました。

ミーティング用の映像作成がより効率的に

あとは、ビデオの編集がかなり楽なので、作業効率が上がりました。

映像の確認から、チェック・マーキング・エクスポートの流れがかなり楽です。マーキングも6種類にまで分類することが出来るので、特定の選手の映像を作成するにしても、色んなシチュエーションの映像を同時に作成できるのはかなり魅力的ですね。

ミーティングを行う際に、課題・改善策を選手に映像で提示するのがすごく楽になりましたし、映像編集が自由かつ簡単に出来ることで、そこの作業に時間を費やさなくて良くなりました。

これによって僕自身の作業にも変化が起きました。

先程言った通り、バレーステーションは“データから映像を引き出せる”ので、ミーティングに必要な映像を抽出できるデータを作成し、映像の確認・編集することで迅速にミーティングの資料を作成できます。

試合で入力したデータで、そのままミーティングの資料が作れるのは助かりますね。修正作業は同時進行で行えば良いので、その分、分析作業に取り掛かれる時間が早くなりました。

土日連戦の時は、この機能のおかげで本当に効率が上がりましたね。

VolleyStationならではの“アップデート”の速さ

シーズン中に、“これ使いにくいなー” って思っていたところが気づいたらアップデートされて解決されていたんですよね。

特に、検索した内容が“リスト表示”されるようになったのと、コードの切り替え、検索、置換機能ができたのは感動しました。

※参考記事

コード修正が自由自在に – 新しい検索機能とコードの一括置換・追加 – VolleyStation

他チームと映像・スカウトファイルを交換することがあるのですが、チームによって、チーム理念やスタイルは異なりますから、それと同時に各スキルの評価基準であったり、コードが少々異なります。

以前までは、一つ一つのプレーを確認して修正したり、Excelやメモ帳を使用して地道に置換していましたが、バレーステーションでは、ソフト内で一気に置換・追加が出来るのでとても重宝しています。神機能ですね、本当に。

入れ替え戦を終えて

アナリストがこんなこと言ってはいけないと思うのですが、スポーツにおける結果は“数字だけでは言い表せない”世界だなと、改めて強く感じました。

今回の入れ替え戦を経て、応援してくださった方々から“V1とV2の差がすごく縮まった”と言って頂ける事が多いのですが、僕自身“まだまだ差は大きいな”と感じています。

数字だけでいえば、勝る部分も多くあったんです。でも、数字で見えない部分で負けた。そんな印象です。

そんな目に見えない部分を、バレーステーションを通じて少しずつ可視化し、課題抽出をおこなっていくとともに、地道に改善していきたいですね。

データ以外にも、フィジカル・メンタリティetc…もっともっとやらねばいけないことはあります。時間は有限だからこそ、来シーズンV1昇格達成のために、今この瞬間を全力で生きていきたいです。

伊藤 南 – 東京学芸大学卒業後、群馬銀行グリーンウイングスへ

    焼きまんじゅうは週1回食べている。

    ぱっちり二重の愛くるしい目元が印象的な超社交的アナリスト。

    伊藤南さんのTwitterはこちら

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