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アナリストとのおしゃべり Vol.1 

「仕事でモヤモヤすること」

 群馬銀行グリーンウイングス

 伊藤南

仕事って、良いことばかりじゃなくて、色々あるじゃん。モヤモヤしたりとか、自分の存在価値を見失ったりとか‥。南くんは、アナリストやっててそんな気持ちになった事ってある?

めっちゃありますよ。(笑)

アナリストとしての仕事の一つに、試合を見てデータを打つって作業があるじゃないですか。

とある会社で、試合の映像を送ると24時間以内にデータを取って返してくれるサービスがあるんです。

僕の知り合いが、そのサービスを利用することを会社に提案したら、「それあるならお前いらないじゃん!」って言われちゃったんだって。本人はそれに傷ついちゃって‥‥。

確かにそれを利用すればデータは貰えるけど、少し時間はかかるじゃん。でも、現場にその作業を行うことが出来る人がいるなら、試合終了後すぐに選手・スタッフにデータを配れるでしょ?尚且つ、その人の能力と信頼度が高ければ、絶対にその人が打ったデータの方が良いし合理的じゃないですか。

「あの人が出したデータだから信頼できる」って選手とスタッフに思われるのであれば、その時点で存在価値があると僕は思ってます。

アナリスト=データを取る人ってイメージかもしれないけど、そのデータを信用してもらうために、日々の人間関係であったり、生活だったりの積み重ねが大事かなって思ってるんですよね。結局は自分らしさとか、その子らしさが大切なのかなって。

それには“その人のゴールが何か”が重要だと思っています。アナリストの先にコーチになりたいとか、アナリストとして海外挑戦したい、データを活用してアンダーカテゴリーの育成をしたい、高校教員になりたいとか。将来を考えた上で、今を見つめ直すという逆算も必要かなって。

そこの設定があればアナリストやりながら色々目指せると思うんですよね。

もしも近い将来、カメラで撮ったものがそのままデータになる時が来たら、正直アナリストの必要性が無くなっちゃうかもなって思ってます。

バレーボールを満足いくまで頑張って「一区切りだな」って思ったら、一旦バレーから離れようと思ってます。カフェを開くとか新たなことに挑戦したいですね(笑)

伊藤 南 – 東京学芸大学卒業後、群馬銀行グリーンウイングスへ

    焼きまんじゅうは週1回食べている。

    ぱっちり二重の愛くるしい目元が印象的な超社交的アナリスト。    

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