日本、ポーランド、アメリカ、トルコをはじめ
何千キロも離れたそれぞれの地で
何百人ものバレーボール関係者が共に
何千時間も分析に費やしてきた。
世界中のVolleyStation Familyの皆さまと共に成長し、素晴らしい時を過ごすことができた2021年。
そして、これから始まる新しい1年は、更なる展開が私たちを待っているような気がする。
2021年はスポーツ映像・解析の大手であるHudl社のSportscodeと提携からスタートを切りました。このHudlとの提携によって業務の流れが良くなり、コーチたちの作業時間の短縮や業務の効率化つながりました。VolleyStationのプログラマーは、利用者それぞれの必要性に応じてデータの入力方法を可能な限りカスタマイズできるよう懸命に働きました。数週間もの時間を費やし、VolleyStationはテレビ放送と提携する事が可能になりました。データのライブ配信、さまざまなスタッツ、ヒートマップ、その他多くを放送できるようになったのです。
VolleyStationは、皆さまと実際にお会いし、お互いの信頼関係を築くことが重要だと考えています。しかし、パンデミックの影響で、2020年からは行動範囲が制限されてしまいました。“IT業界は、すべての業務がオンラインで完結できるので、実際に顔を合わせる必要はない”という意見もあるかもしれません。しかし私たちは、皆さまと直接お話する事で、率直な意見が得られると考えています。そして、そのご意見にすぐに対応することで問題をより早く改善するように努めています。それが、皆さまとの更なる信頼関係につながると信じているからです。VolleyStationは様々なレベルでのバレーボールをサポートするために設立されました。当時の理念は今でも変わらず大切にしています。
2021年4月、私たちはアメリカに渡り、パンデミックの為延期されていた2020年NCAA女子ファイナルを観戦しました。この試合で優勝したケンタッキーと準優勝のテキサスは、共にVolleyStationのユーザーでした。試合観戦を含め、そこで過ごした時間はこれ以上無いほど楽しいものでした。また、プロチームにとって非常に重要なデュアルコーディング機能を含め、Eczacışba Istanbul（トルコ）はVolleyStationの可能性を最大限に活用してくれました。
2021年に開催された大きな大会 – 国内リーグ、CEVユーロバレー、東京オリンピック2020では、メダル獲得チームの中にVolleyStationを利用しているチームが名を連ねました。VolleyStationを通して、私たちの活動が皆さまに貢献できたのであれば嬉しい限りです。
VolleyStationはアメリカのバレーボールリーグ“アスリートアンリミテッド”やポーランドの男子バレーボールリーグ“プラスリーガ”に統計データを提供しています。現在、プラスリーガでは全てのクラブが VolleyStationを利用しています。皆さまのおかげで、VolleyStationがますます発展していくような気がして、楽しみでなりません。
そして、2021年12月、私たちはオハイオ州で開催されたイベント、第40回AVCA（American Volleyball Coaches Association）の大会スポンサーを務めました。これは、バレーボールコーチたちが各地から集まる最大のイベントです。私たちの営業責任者のイヴォ・ワーグナー、そしてスタンフォード大学のブライアン・ハーラーが、「VolleyStationがどのように大学エリートチームや国際的なチームのスカウティングと分析方法を変えたか」という議題でセッションを行いました。
そして、この時開催されたNCAA女子の決勝戦では私たちがサポートさせていただいているウィスコンシンが優勝したのです。この結果をとても嬉しく思っています。そしてほぼ同時期に、日本でもVolleyStationを利用しているチームが国内のトーナメントで優勝しました。
2021年、22カ国にいる仲間たちと一緒に歩み、皆さまからの言葉によって、私たちは大きく成長を遂げました。信念は変える事なく、皆さまと共にまた素晴らしい1年を過ごしていきたいです。2022年がまた素晴らしい1年になりますように。
